雑感

私は文章を書くのが遅い。なのでブログの更新もしばらく止まっていました。

書きながら考え込む癖があり、わかりやすく書こうとするあまり細かい描写になっていったり・・と思っていたところ、以下のような記事を見つけました。
(ちなみにこの記事を参考にして本エントリーを書いたところ、素材集め~公開まで30分。うーーーん、まだまだかな・・)

生産性が劇的にあがる。人気ブックライターが教える「爆速ライティング術」とは?

この記事、端的にわかりやすく書かれています。

「文章を書く場合には、書く目的と読者を定める。相手の読後感を意識して書く」
「その文章のターゲットを具体的にイメージする。自分の身近な人を思い浮かべて書く。誰かをターゲットにすると文章が尖る、尖った文章は気にしやすくなる」
「そのための素材を集める。事実、数字、エピソード。素材を組み立てる。起承転結はいらない。目の前のターゲットにどんな順番で話すかを考えて書く」

文章はひねり出すものではなく、素材や事実を紡ぐものであり、素材がないから考え込んで書くことが遅くなるのだそうな。

確かに自分自身の経験でも、なにか文章やメールを書いていてはじめから構成を考えたり、しかしながらその構成にマッチした事実やエピソードが足りないとかで、書くのが遅くなっていた気がする。

ちなみに、なぜ、これからのビジネスマンにとって尖った文章を早く書くことが必要か?世の中の変化が早いため、短く早くアウトプットする能力が必要と思っています。

勉強がてら久々に海外コンテンツを読んだ。ABMに関するもの。
(MARTECH today なんてサイトがあったんですね・・)

The next wave of ABM: A blended approach

ここで書いてあるのが、ターゲット企業を3段階に分けて、それぞれで営業方法を変えましょう、といういこと。

One to One
もっとも重要な顧客群には、アカウントが1:1で深く対応。長期プログラムによる関係構築、カスタムメニュー、オンライン&オフラインで対応していく。

One to Few
同じ課題や業界、15くらいをグルーピングしてターゲットとする。マーケターはカスタマイズコンテンツやイベントをそれぞれに展開する。例えば、One to One でマクドナルド対応、Ont to Few でトップ10のファーストフード企業を対応、とのこと。

One to Many
規模が大きく数百のアカウントを対応。テクノロジーが重要な役割を占める。新規獲得に繋がる。

以下、個人的な見解。ABMってBtoBマーケティング的には新しいかもしれないが、法人営業的にはターゲットを絞って営業していく、ということでしごく当たり前の発想。営業はターゲットが超重要で、昔読んだ何かで、イチローがなぜ高給取りになれたか?の答えは、あらゆるスポーツの中で野球を選んだから、というものがあった。あのイチローでもバレーボールを選んでいたら、何十億も稼げないよね、という話。

ただ営業の場合は、注力顧客以外のフォローの仕方が属人的になるため、そこのカバレッジが必要になってくる。それがBtoBマーケティング+インサイドセールスなわけですが、この記事の場合、テクノロジーが重要な役割を占める、としているところが今のタイミングだからかすごく納得

今年も終わりました。今期あたまに金本タイガースのスローガン「超変革」を掲げて、まずは自分から変わろうとしました。自分が口を出さなければ出さないほど、売上が上がるという、いい感じに窓際族になれました。笑

年始めに考えていて実現できたこと、できなかったことありますが、今年を振り返ってみて気付かされたことが沢山ありました。思うままに書いてみようと思います。

【価値観編】
・服装は大事。自分をどのように見せたいか。柔軟な思考を持つためには柔軟な服装をするのが近道

仕組みつくりをどうするか。仕組みを作ったらその意図を伝えていく。自分の中にぶれない価値観をつくる。つくったあとはそれを言い続ける。批判はあるだろうが、組織や文化を変えるのはトップから。そしてぶれない価値観ができれば何らかの指示が朝令暮改になっても迷いがなくなる。周囲の細かな批判も気にならなくなる

・生産性アップとは適当に手を抜くこと。海外と仕事すると、仮押さえとか入稿とかめちゃくちゃいい加減で手を抜きまくるけどなんとかなる。しかも自動化は進んでいて、日本の生産性が低いのも納得

Think Big!当たり前だが組織はトップの器以上にはならない

・今年、印象に残った本が「嫌われる勇気」。アドラーすごい。他人の気持ちはコントロールできないが、自分の考え方はコントロールできる。今の環境は、過去の自分の選択が作ったもの。推敲中

【マネジメント編】
・過去を否定する。新しい価値観こそが新しい組織をつくる。遡れば1年前にテックディレクターの紹介で行ったセミナーで目からうろこ。チャットやビデオ会議ソリューションを活用して旧来型の営業をどうやって効率化するか。まだまだ実現できていないけれど、メディアとしてうたっているデジタルトランスフォーメーションに向かっていく

情報共有は超大事。それにより普段の会話もしやすくなる。そのための物理的なコミュニケーションのしやすさ、ツールの活用も超大事

アクティブリスニング。相手の話を否定せず受け入れる。先入観を捨てる。それによりいろいろな話が出やすくなる。スタッフの意見に何度も救われた。自分に対する忖度をさせないように

・新入社員の得意な点、人間性にフォーカスして、それを組織全体に紹介すると、新入社員がパフォーマンスを発揮しやすくなるのではないか。進行中

・これからの時代、ファシリテーション技術は超大事。会議の場で発言しやすい環境をつくる。しかしながらブレストで話がとっちらかり、それを収束することがファシリテーション技術。勉強中

・会社の勉強会でお会いした及川卓也さんに紹介された本「バリュー・プロポジション・デザイン」。新規サービスは作れなかったが、ユーザのペインを解消して、ゲインをどうやって作るか?大変ためになった。社内で企画してくれた人々に感謝。精進中

・社員の待遇は大事だがそれだけではない。若手は自分らしく働けることを望んでいるらしい。我々の世代とは全く違う。そして優秀。だからこその心地よい放置とサポート体制をどのように作るか。既存業務の価値観をどのように共有していくか

【プライベート編】
家族に感謝。子どもの面倒をいろいろと見てくれている。みな健康で、この日々の平穏があってこその一年でした。

かなり偉そうなことを書いていますが、自分自身がスタッフ以上に成長する必要があります。来年も宜しくお願いします。

その1その2はこちら)

業績の急降下に伴い、スタッフの意識改革に向けて営業活動を見える化し、個々が営業プロセスを意識する仕組みをつくった。部内の報告シートも統一して、マネージャーが見るべき情報も合わせた。

もうひとつ感じていたのは、その1でも書いたが、
「スタッフは、自分の売上は把握するが、全体の売上状況はわかりにくく、無関心になりがち(こちらとしては全体の状況、やばさを共有している「つもり」)。チーム間で情報が共有されにくくなっていた」という点。

自身の経験や、スタッフを見てきて思うのは、営業は得てしてワンマンで周りに対して無関心になりがちということ。営業個人の成績は、良くも悪くもはっきりと分かる。そのためマネジメントの仕方によっては、自分の数字には関心を持つが、周りが何をしているかにはあまり関心を持てないことがありうる。

いっぽうで今の市場環境では個人プレーではうまくいかない、ということも数年前から分かっていた。なのでスタッフにも全体の売上も意識するように、評価制度もじょじょに変えていたが、もともとのマネジメントスタイルもあり、チーム全体で協力するといった意識を醸成できなかった。こちらからは、全体の売上状況や会社の動きを共有しているつもりだったが、社歴の浅いスタッフにとっては関心を持ちにくかったのだと思う。

で、全体の売上を「分かりやすく」見えるようにして、全体売上と不足分を見える化した。これにより、(人にもよるが)個々では予算達成していても、「まだ足りていないから」と言って、追加提案をしてくれるスタッフも出てきた。そういうアクションや成果をきちんと評価すれば良い。

そして組織をシンプルに1チームにした。もともとはマネージャー育成や、小さなチームで効率化していく、という狙いのもとにチーム制にしていたが、チーム間のコミュニケーションがうまく取れないなどの弊害も出てきたため、風通しを良くするべくチームをなくした。

部内で情報をオープンにすることも心がけた。オープンにすると、当然良くない情報もスタッフに入りやすくなるが、スタッフがいろいろな状況を把握できて、コミュニケーションしやすい環境を作っておくと、勝手に改善策を出してくれる。今の時代、階層別組織は難しいと言われるのはこういうことなのだろう。情報共有ツールをテスト的に取り入れて、企画つくりやサービス改善やらの簡単なディスカッションをオンライン上でも行えるようにした。

あとおそらく最も効果が高かったのは、スローガン「超変革」を掲げたこともあり、私自身が変わろうとして、スタッフの話を積極的に聞くようにしたことと思っている。周囲から「認められている」(単に褒めるのとは違う)と感じると、その組織に貢献しようとして、組織全体のことを考えてくれる(ようになった気がする)。

まとめると、1.全体の売上や会社の状況を分かりやすく提示して、2.コミュニケーションを円滑にし、3.発言しやすい環境やツールを整備する、といったことではないか。まだV字回復して1年、組織内の文化として根付かせるのはこれからです。

前回の続きです。

2016年上期、売上の前年割れが続くなか、マネージャーやスタッフ間の対策が実行されなかったりしていました。個々の危機感にも差がありました。何か早急に手をうつ必要があるが、既存の顧客群が厳しい状況しか出てこない。新サービスや新しい市場開拓が必要と思いつつ、そこの精査は時間がかかりそうでアクションが描けない、そんな状況が続いてました。

しかしながら考え抜くと、人は答えにたどり着くものです。まずは売上の構成要素を考え、数字上でどのくらいの改善が必要かを考えます。売上構成要素は、接触数、受注率、リピート数、案件単価、といった部分がメインでしょうか。

売上+10%を営業力だけで上げる、というのは成熟産業にはなかなか厳しい。商材も難しいものが多く、教育に時間もかかる。増員してもすぐには売れるようにはならない。しかしながら提案数、受注率、リピート数、案件単価を3%ずつ改善することで、1.12とほぼ1割以上のアップになります。

調べてみると、いくつかの数値が以前よりも下降傾向があったため、この状況をスタッフに説明しました。特に案件金額3%アップは、3%値引きに応じないだけなので、スタッフの意識付けですぐに改善できそうです。受注率も10%改善はなかなか難しそうですが、3%改善であれば、提案先の取捨選択により進められます。

これらと合わせて提案数やリピート率をスタッフに意識してもらうために、部会の報告シートを変更した。この変更も、マネジメントとして知りたい項目、活用する項目を精査して、極力スタッフの手間が増えないことを意識した。

スタッフの報告内容を変更して、スタッフ個々が自分の営業プロセスを意識して考えざるを得ない仕組みをつくった。スタッフの意識付けと見える化は完了。次は部全体で見る数字、状況をどのように共有して、組織全体の目標を合わせるか、これも並行して進めたが、続きはまた次回。

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