解除したいけど、ブック内を探しても外部参照してるリンクが無い
Excelファイルを開くと、外部のファイルを参照してるセルがあるみたいなんですが、
そのセルがブック内（エクセルファイル内）のどこにあるのか、どうしても見つけられないんです。
どこにあるか分からない、何度でも復活する謎のゾンビリンク現象ニャー
Excelファイルを開いたときに、どこかのセルが外部ファイルとリンクしており、値を参照しているときがあります。
この場合外部参照が含まれているセルを探してリンク先または値を更新すれば解決します。
エラーメッセージ例
見つけ方の多いパターンとしては、同じＣ:ドライブ内にあって参照先ファイルが分かっている場合
この場合は、「C:￥」で探せることが多いです。
「Ctrl」 +「 F」で検索ウインドウを開いて入力すれば探してくれます。
ネットでも解決策を探すと、このパターンが多く出てきます。
自分のPC内に参照先がないと見つけられないことも
「C」とか「:」だけのように省略してることもあるかもしれません。やろうとしてることは同じです。
別のドライブにファイル保存を分けている場合は、思い当たるドライブの割り当て（CとかDとか）を入れてみてください。
自分が作成していないファイルは、そもそも参照先が自分のPC内に無いことが考えられます。
その場合は作成者に確認する方が早いかもしれません。
外部参照リンクの更新メッセージが消えない理由はこれ！やっと見つけたもう一つのパターン
しかし、このパターンに該当しないケースがあるんです。
私は長年このモヤモヤを解決できないまま半ばあきらめていました。
答えを先に言うと、
「入力規制のリスト」です。
Excelファイルには自分でリストを作成して、入力する選択肢を指定できる機能があります。
場所は、「データ」→「データツール」→「データの入力規制」
この入力規制のリストは、検索でも引っかからないので、見つけにくい。
たとえ今はこのリストを使っていなくても登録があればファイルを開くたびに値の更新（参照先）を求められます。
実にうっとおしい。モヤモヤMAXです。
仮に見つけられないとしても最終手段は必要な情報を抜き出して、新しいファイルをつくれば大丈夫なんですが、
とは言っても、目に見えない大事な情報が抜けたり、その影響がどこかに及ぶ可能性を考えると簡単にはできません。
まとめ
外部参照してるリンク先が見つからないときは、
「C:¥」や「D:¥」など、ドライブごとに検索すれば探せることが多いです。
自分以外の人が作ったファイルは、ドライブの割り当てが違うこともあり、作った本人しか分からないこともあります。（そのときは作成者に確認！）
まれに、「入力規制」の「リスト」にリンクが残っていることがあります。（ここ重要！）
もしファイルを開いたときに外部参照のエラーが出るけど、まったく心当たりがなかったり、該当するセルを探せない場合は、この入力規制のリストを確認してみてくださいね。ほかのファイルへの参照が隠れているかもしれませんよ！
