
タバコをやめるきっかけや動機
喫煙してる人は、タバコをやめる ”きっかけ” や ”動機”って考えたことありますか?
禁煙しようと思っても、
「きっかけが無い」
「あともうひと押しが欲しい」
と、なかなか踏ん切りがつかず、悩む人も多いと思います。
「将来は分からないけど、今は困っているわけじゃない。」
「いろんなリスクがあるって聞くけど、行動まで至らない。」
そんな声が聞こえてきそうですが、
タバコをやめる ”きっかけ” や ”動機” って、どんなことが考えられるでしょうか。
禁煙を始めたきっかけについてのアンケート結果を調べてみると、
一番多いのは「自身の健康(が気になったため)」だそうです。
ほかには、
「子ども・家族への影響」
「お金の節約」
「たばこ税値上げ」
「喫煙できる環境の減少」
などが、禁煙を決意するきっかけになってるようです。
1回目の禁煙
やはり、先行き不透明な時代ですので、
「自身の健康」がきっかけとしては一番背中押されますよね。
僕自身も、1回目の禁煙は予想してないかたちで訪れました。
実は僕は、1発で禁煙に成功したわけではなく、
過去何回も挑戦して、そのたびに見事に返り討ちにあっていました。
禁煙1回目のエピソードを紹介したいと思います。
一番最初は確か季節性インフルエンザにかかったとき。
例年よりも症状が重く、回復までに時間がかかりました。
だから、その間はタバコも吸えませんでした。
(正直、体調悪くて気持ち悪さから吸う気にもなれない状態)
病み上がりでも、なんとか会社に行けるまで回復した日、
でもまだタバコを吸いたいという気分ではありません。
「そのうち、自然に吸いたくなるだろう。」
「ガマンすればするほど、最初の1本がウマくなる。」と本気で思ってました。
久しぶりの1本はウマイ?!
しかし、何日たっても、吸いたい気分にすらなりません。
1週間ぐらいたったころ、試しに吸ってみようと思いました。
「しばらく吸っていなかったから、この1本はウマイはずだ」と。
久しぶりの味は?
「マズイ!」と思いました!!
「これは体に良くない」
「よくこんなものを吸っていたものだ」
「やめた方がいいな」
これがそのとき感じた素直な感想。
しかし、1本吸って時間が経過すると、なんとなく口さみしいというか、
「以前はあんなにマズくなかった」
「もう1本吸って確かめてみよう」
という気持ちになりました。
しかし、これが罠。
2本目は、久しぶりに吸った1本目と違い、
多少、あのマズさと毒々しい感じは薄くなっていました。
「あれ?おかしいな?」
数日吸わなかったのが、最初の1本をきっかけに
だんだん間隔が短くなり、気づけば元に戻ってました。
1本が次の1本を呼ぶこの連鎖。悪循環。
だから、何度も失敗を繰り返しながらタバコやめた人は、
これが分かっているので、
「絶対1本も吸わない」と心に誓うのでしょう。
こんな体験でも収穫というか、得られる気づきがありました。
「もしかして禁煙って、最初の2、3日を超えれば、
あとは、なんとかなるかもしれないのでは」と。
ほんの一瞬、ラスボス攻略の糸口が見えた、そんな気がした出来事でした。
きっかけとしては、こんなこともあるんです。