
十代を振り返ってみると
十代を振り返ってみると、早い人は中学生ぐらいからタバコに対して興味を持ち始める人が多かった気がします。
いわゆる不良と呼ばれる人たちが駅周辺で吸っていたのをよく見かけました。
やはり昔も今もワルの象徴としてまず最初に手をつけるのがタバコでしょう。
高校生になると、さらにその数は増していき、決して珍しい存在ではなくなりました。
学校の行き帰りに、建物の影で、駅で、あるいは歩きながら、吸っている同級生、先輩、後輩を見かけるようになります。
興味も相まって最初の1本を吸い始める時期がきっとこの頃でしょう。
それでも「タバコ吸いたい」と思わない
しかし、こんなにきっかけとなる環境であっても、なぜか自分は吸おうとは思いませんでした。
周りの友人が吸い始めても、「自分には関係のないこと」だと割り切れていました。
「あ、この人は吸うんだ」ぐらいにしか思わなかったんです。
なぜか?
興味が無いし、メリットが何も見えてこなかったし、吸いたいという感情も起こらない。
ましてや自然に吸いたくなるわけじゃないから、「どうして?」と聞かれても、ハッキリした理由なんかありません。
答えになってないかもしれませんが、
「タバコを吸いたいと思わないから吸わない。」
「吸ったことがないから吸わない。」
正直こんなところでしょう。僕もしばらくこの状態が続いていました。
以前から興味があったというパターン、周りに影響されてなんとなくというパターン。
大きく分けてこの2つが多いのではないでしょか?
やはりどこかで最初の1本を手にするきっかけがないと始まらないのです。
喫煙のきっかけは突然に
今思えば、タバコ=オトナ、カッコイイ、シブイ、ダンディ
こんな概念が世間一般にあった時代だった気がします。(イヤ、本当に)
ちょうど20歳になった、そんなとき。
なんと、タバコ吸う男の人が好きという女性が現れました。
「男はタバコぐらい吸ってカッコイイとこ見せてよ」みたいな。
まったく意味分かりません🤷♂️。
ですが、今では考えられないような喫煙が当たり前な時代。
また、まわりの同年代の友人たちも「え?何で吸わないの?」と、変な人にあったかのような反応が増えてきました。
まるで自分が変になったかのような感覚です。
別に誰かに強制されたわけではありません。つい周りに流されてなのでしょう。
最初はたまに1本もらい、2本もらい、だったのが、やがてもらうのも悪い気がして、
ついに自分で購入して持ち歩くようになりました。
当時はそこから十数年以上も続けることになるなんて思ってもいませんでしたけど。。。